症例集
四十肩
Aさん クライアントさんの属性(55歳/女性/主婦)
1年前から肩が上がらず、整形外科や整体に行っているが治らない。
四十肩がどうして起きるかと言うと、肩を動かす筋肉はたくさんあります。
そのうちの違う方向に動かすための複数の筋肉が同時に、しかも過度に緊張したまま固定されてしまっていることによって起きるのです。
そのまま動きにくい状態で無理に使っているうちに周囲の組織の炎症がひどくなり慢性化・固定化して治りにくくなってしまったのが、いわゆる四十肩です。
これに対して当院では、同時に緊張している複数の筋肉の組み合わせを筋肉反射テストで探し出して、同時に刺激を入れることで過度の緊張を解消する方法を使っています。
この筋肉反射テストを使うところに当院の独自性があります。
施術結果
施術前の状態(施術者からの客観的な所見やテスト結果)
施術前は腕を外方向にあげると90度の角度で運動痛が発生した。
前方に上げる方向も120度程度で止まってしまう。
施術後の状態(施術者からの客観的な所見やテスト結果)
施術後には、前方に上げる角度が施術前よりも20度ほど上に上がるようになり、その時に発生する痛みも減少した。
また横に上げるときの動きもスムーズになり、挙げられる角度は大きく改善して耳にあと少しでつくくらいになった。
ぎっくり腰
クライアントの属性(年齢/性別/職業)
クライアント自身のお悩み、お困りごと、相談内容
症例の発生機序についての説明
ぎっくり腰とは、体幹を前屈した時に、上方仙腸関節が後方で引っかかったまま戻らなくなってしまうことにより発生する運動器の機能不全です。
施術結果
施術前の状態(施術者からの客観的な所見やテスト結果)
施術前の来院時は、椅子に腰掛けて立とうとすると腰に強い痛みが発生するという状況でした。また立った状態で前かがみになる動作や中腰の動作で痛みが出ていました。
他にも仰向けで寝ている状態から起き上がろうとした時に強い痛みが発生して、日常生活に非常に不便を感じていらっしゃいました。
いずれもぎっくり腰に特有の症状で、ほぼ筋肉や関節の動きの問題を解消することで良くなると期待できます。
施術後の状態(施術者からの客観的な所見やテスト結果)
施術後は、椅子から立った時の痛みはほぼなくなり、少しの前かがみでは痛みはほぼなくなりました。
寝ている状態から起き上がる動作もほぼ支障なくなったので日常生活で困ることはなくなりました。
深く体幹を曲げる時の痛みがあったりするため、まだ腰を大きく動かすことには不安がおありのため、さらに1周間後と3週間後にも続けてきていただくことをおすすめして初回の施術を終えました。